最近、LEADは国内外の大手電池メーカー、自動車メーカー、全固体電池メーカーに向け、全固体電池量産ラインに適用されるドライ塗布設備を相次いで出荷しました。高い評価を受けたドライ塗布技術は、全固体電池設備分野でのリードシップが一層強化されたというものです。
世界をリードする新エネルギーインテリジェント製造ソリューションプロバイダーとして、LEADはドライ式電極工程や全固体電解質膜工程、積層工程、絶縁層形成、緻密化処理、プレリチウム化などを重点として、全固体電池生産ラインに注目しております。今回出荷した塗布設備は、量産ライン向けの正負極ドライ塗布システムとなり、原料投入、成膜、薄膜化、集電体接合、品質検査などのプロセスが含まれています。
このシステムは機械速度Max 100m/分に達成し、1ライン当たり5～8GWh、製品幅1000mm、厚み40～300μmの生産に対応可能です。それに、2～6条のドライ電極にも適用され、規模化生産の利用シーンが多いと考えられます。
高精度・安定性・適用性により
産業高度化を後押し
l 原料供給の均一化、プレスロールのμｍレベルの幅調整及び運転制御を通じて、塗布工程の安定性及び均一性、精度を確保します。
l 自動的調整可能なスリット加工システムを搭載し、刃先とロール面の距離をμmレベルの精度に維持し、切断時のロール損傷を防止します。
l 負極の黒鉛・シリコンカーボン、正極の三元系・リン酸鉄リチウムなど、多様な全固体電極材料に対応可能です。幅自動調整機能を持ち、異なった電池スペックでも柔軟に対応し、適用性が高いです。
温度制御を極めて
エネルギー消費低減を実現
l 従来の加熱方式はエネルギー消費が高く温度制御が難しいという課題があります。それに対して、LEADは業界に初めて開発されたロール径調整可能な電気加熱システムを採用し、加熱や圧力によるロール変形を抑え、ロール間のギャップを制御します。従来のオイル加熱方式に比べ、エネルギー消費を約60％低減させることになります。
l 粉体繊維化工程において三段階の温度制御システムを導入し、工場の冷却水のみで温度管理が可能となり、温調機を使用せずにエネルギー消費を約50％低減させます。
l プレスロールの温度を独立して制御します。塗布の精度及びプレスロールの剛性を向上させることで、エネルギー消費を低減する同時に、職場でのクリーン度及びメンテナンス性を改善します。
革新的技術で
安定した高品質生産を実現
l 粉体混合・切断、凝集防止為のふるい分け、事前混合などの工程を通じて、塗布工程の閉ループ制御を行い、電極面密度の均一性を確保します。
l 端材を回収し、材料ロスを低減させます。さらに、負圧集塵によって粉じんを抑制し、作業環境を改善します。
l ロール間のギャップをリアルタイムで監視し、±1μm精度の自動補正を行うことで、広い幅でもギャップの動的バランスを維持します。
世界でも数少ない、リチウムイオン電池生産ライン向けのトータルソリューション提供可能な設備メーカーとして、LEADは100％自主知的財産権を有する技術力により、全固体電池量産ラインにおける各設備の製造をいち早く実現しています。 最近、ドライ電極塗布機、複合転写機、絶縁層形成機、高速積層機、充放電設備などを相次いで出荷しました。また、大手材料メーカーとの戦略的パートナーシップを締結し、固体電解質の開発や設備側での材料検証を共同で推進し、全固体電池の量産化を加速させるよう頑張っています。
